- 2026年4月16日
尿が濁っている
尿がにごる原因は?白いモロモロとした浮遊物は大丈夫?
【尿混濁の原因と対処法】
尿がにごる(尿混濁)とは、尿の中に白いモロモロとした浮遊物があり、白くにごって見える状態を『尿混濁(にょうこんだく)』といいます。
通常、尿は透明〜淡黄色ですが、にごりがある場合、膀胱炎などの病気から食事の影響まで原因はさまざまです。「様子をみてよい場合」と「受診が必要な場合」があるため、原因を見極めることが大切です。
≪尿がにごる主な原因≫
①尿路感染症(膀胱炎など)
尿が白くにごる原因として多いのが尿路感染症です。
代表的な病気:
- 膀胱炎
- 急性前立腺炎
- 腎盂腎炎
細菌感染が起こると、白血球が尿中に増え、尿が白くにごります。
次の症状があれば受診をおすすめします。
- 排尿時の痛み
- 頻尿
- 残尿感
- 発熱
- 下腹部痛や腰痛
②尿道カテーテルを留置している場合
尿道カテーテルを留置している方では、管の中の尿に白いモロモロとした浮遊物が見られることがたまにあります。これはカテーテルが物理的な接触によりはがれた膀胱粘膜や細菌が付着してできたものです。尿がいつも通り流れており、発熱や痛みがなければ、過度に心配する必要はありません。
③食事の影響(シュウ酸・たんぱく質)
シュウ酸は、野菜などに含まれる「あく」の主成分のひとつで、苦味やえぐみの原因となる物質です。
多く含まれる食品:
- ほうれん草、タケノコなどの野菜類
- 肉類などの動物性たんぱく質
- 玉露、煎茶、コーヒー、紅茶 など
これらを多く摂ると、成分が尿中に溶け出し、尿がにごって見えることがあります。
通常は十分に水分をとっていれば大きな問題はありません。ただし、尿中のシュウ酸が増えすぎると結晶化し、尿路結石の原因になることがあります。
④女性の場合:おりものが混じる
女性では、尿に帯下(おりもの)が混ざることで白くにごって見えることがあります。
以下のような変化がある場合は注意が必要です。
- おりものの量が多い
- 黄色、茶色など色が変わっている
- 強いにおいがある
膣炎や性感染症の可能性もあります。
尿のにごりには、尿路感染症など治療が必要な場合がありますが、食事の影響など特に問題ないこともあります。ただし、症状が続く場合や、痛み・発熱を伴う場合は、尿検査を受け、原因を確認しましょう!