前立腺生検とは
前立腺がんなどが疑われるときは、前立腺に針を刺して組織の一部を採取し、病理所見を確認する必要があります。
この前立腺生検を行うことにより、がん細胞の有無を調べ、がんであるか否かの確定診断につなげていきます。
具体的には、生検に先立って感染症の有無などの検査を行い、異常がなければ生検を実施します。
なお、前立腺生検は入院して行う医療機関もありますが、当院では日帰りで行うことができます。
主な流れ
前立腺生検の主な流れとしては、最初に局所麻酔or腰椎麻酔(サドルブロック)を行い、超音波で前立腺の状態を確認します。
肛門から針を挿入したり、陰嚢と肛門の間から針を挿入したりして、前立腺がんが発症しやすい部位に向けて6~12か所ほど刺して細胞を採取します。
検査後は、生検を行った部位を圧迫して出血を止めます。
患者さまによっては、消毒薬のついたガーゼを直接肛門の内に入れたり、尿道に管を入れたりすることもあります。
この検査自体は10分ほどで終了しますが、検査後は麻酔の効力が解消するまで安静にしていただきます。
その後、とくに問題がみられないときは、会計などを済ませたうえでご帰宅いただきます。
なお、生検で採取した細胞は顕微鏡で観察され、がん細胞の有無を確認し、後日ご説明させていただきます。