自己導尿・尿道カテーテル管理
神経因性膀胱や前立腺肥大症で「尿が出にくい」「残尿が多い」と言われて、不安を感じていませんか?この状態が長く持続すれば尿が膀胱に溜まり圧が高まり、腎臓の方へと尿が逆流することがあります(膀胱尿管逆流症)。急性的な場合は症状が強いため早期発見が可能ですが、慢性的な場合は自覚症状がほとんど無いことも多くあり気づいたときには腎臓の機能障害に至っている場合も少なからずあり注意が必要であり、早期発見・早期治療が重要となってきます。
自己導尿や尿道カテーテル管理は、このような患者さまのために尿を安全に体の外へ出すための大切な治療方法です。
自己導尿とは?
自己導尿とは、ご自身で細い管を使って尿を出す方法です。膀胱に尿をためすぎないことで、体への負担を減らします。ご自身で排出可能な尿(全く排出できない場合は自己導尿のみとなる)と補助的、間欠的な自己導尿を追加することで排尿に関しては生理的な尿の排出方法と同じとなり、普段通りの生活を送ることが可能です。膀胱機能が回復した場合は自己導尿が離脱できる可能性もあります。ただ、基本的にはご自身での手技獲得が必要であるため全身状態によっては適応とならない場合もありますので、まずはお気軽にご相談ください。
多くの方が
「思っていたより簡単だった」
「慣れると問題なくできる」
とおっしゃいます。
尿道カテーテル管理とは?
尿道にカテーテルを入れ、尿を継続して出す方法です。
体調や状況に応じて、一時的もしくは長期的に尿道から膀胱にかけて尿道カテーテルを留置し、体外に尿を排出します。その際、カテーテルに接続するものはキャップ管理もしくは尿を貯めるためのバッグを選択することが可能です。
カテーテル留置期間としては平均1ヶ月程度で交換する必要があります。基本的にはご自身での処置は必要ないため、ベッド上での生活が中心でご自身での移動が難しそうな比較的動かない方などでは管理が容易となります。ただ、半永久的にカテーテルが留置されていると感染リスクが高まることがあり、カテーテル周囲に結石ができやすくなります。また常に膀胱は収縮した状態となり膀胱壁も硬くなってしまい、長期間のカテーテル留置では膀胱の機能が廃絶してしまう可能性も少なからずあります。
当院では定期的な交換は可能ですので、まずはお気軽にご相談ください。
痛みや感染が心配な方へ
正しい方法で行えば、強い痛みはほとんどありません。
清潔を保つことで、感染のリスクも抑えられます。
当院では、無理なく続けられる方法を一緒に考えます。
当院の特徴
- 医師・看護師がわかりやすく丁寧に説明
- 初めての方も安心の個別指導
- ご家族への説明も対応可能
排尿の悩みは、我慢せずにご相談ください。
患者さん一人ひとりに合った治療と管理を大切にしています。
往診・訪問診療
往診・訪問診療は、頻回の通院や定期受診が困難な患者さまのご自宅や施設へ医師が訪問し、診察・治療を行う医療サービスです。当院では、患者さまが住み慣れたご自宅や施設で安心して療養を続けられるよう、計画的な訪問診療および必要時の往診に対応しています。泌尿器科はご高齢患者さまが多く、尿路のカテーテル(尿道バルンカテーテル、膀胱瘻、腎瘻)が必要なご病気の方も多い診療科です。カテーテル交換は4週間に1度の定期交換が必要になりますので、泌尿器科専門医師が定期的な往診でカテーテル交換をさせていただきます。当院受診が困難な患者さまは、まずは、お気軽にご相談ください。
対応可能な診療内容や訪問地域につきましても、お気軽にご相談していただければ幸いです。