包茎・包茎手術とは

包茎とは、陰茎の亀頭が包皮から露出していない状態のことを意味しています。
この中には、仮性包茎と真正包茎があります。
前者の場合は、手で包皮を剥くことができるため、入浴やシャワーの際に陰茎の汚れを除去しておけば、特段の問題を引き起こしません。
ただし、無理に包皮を剥いてしまった方や、包皮口が狭くなっている方の場合、亀頭が包皮で締め付けられてしまい、嵌頓包茎を引き起こすこともあるため、注意が必要です。
一方、後者の真性包茎は、ご自身の手では包皮を剥くことができず、様々な問題の原因となりますので、お早めに当院を受診するようにしてください。

お子さまの包茎について

新生児の段階では、大抵が手を使っても剥くことができない包茎の状態ですが、乳幼児の頃には徐々に剥けていき、とくに心配のいらない生理的包茎の状態になります。
さらに、学齢期へと成長するにつれて徐々に剥けていき、思春期を過ぎる頃には心配のない状態になると言われます。
このように、15~18歳頃には自然に消失してくるのが大部分のため、当院では積極的な処置は行わず、経過をみて対応いたします。
ただし、包皮口が狭いために排尿が難しい方については、尿が包皮内に溜まって排尿困難になり、膀胱や腎臓を傷めてしまうおそれがあるので、手術が必要になります。
また、包皮亀頭炎を繰り返している方も、病気のリスクを減らすために手術をお勧めすることがあります。
嵌頓包茎を起こしたことがある方の場合は、緊急の治療が必要になりますので、すぐに当院をご受診ください。

包茎手術

成人になっても包茎の状態が続いているときは、必要に応じて包茎手術をお勧めいたします。
この中には、包皮を環状に切除して亀頭を露出させる「環状切開法」、切開した部位が亀頭の下部にくるように整える「亀頭直下法」、陰茎の裏側に沿って切開して傷痕を目立ちにくくさせる「背面切開法」などがあるので、患者さまとよく話し合ったうえで、治療法を選択します。